テロメアを良い状態に保つにはどんな対策を行えば良いの?

テロメアを良い状態に保つにはどんな対策を行えば良いの?

テロメアを良い状態に保つにはどんな対策を行えば良いの?

 

美容や健康に関係があるとされるのが、テロメアです。染色体の一部の構造を指す言葉なのですが、老化や寿命などといったことにも関係するのが近年の研究でわかってきました。

 

 

そこでこのテロメアを良い状態に保つには、どういう対策を行えばいいのかを考えてみます。

 

 

最初に基本的な事項を確認しておきます。テロメアは産まれてからずっと活動するもので、加齢によって徐々に異常がでてくるのです。もともとの長さから短くなることで、正常に細胞内の遺伝子がコピーできなくなり、その結果としてがんなど変異が起こります。

 

 

つまりテロメアの良い状態というのは、長さが短くならないことを指すと考えて良いでしょう。ただ長く生きるほど短くなるものではあるので、どれだけ長い期間を保てるかが重要だとも言えます。

 

 

ではいったいどのような対策をとれば、テロメアの長さを短くしなくてすむのでしょうか。最も大きな影響があると考えられているのが生活習慣です。

 

 

生活習慣とい一口にいっても様々ですが、主に4つの観点から見ていきましょう。4つとは食事、運動、ストレス管理、サポートといったものです。

 

 

食事については栄養バランスの良い食事が推奨されます。穀物や野菜、果物や豆類など植物性の食品を積極的にとると良いと考えられていて、脂肪の多い動物性の食品や炭水化物は少ないほうがいいそうです。

 

 

また食事の摂取カロリーを減らすことで、テロメアが長くできるという研究結果もあります。これは臨床実験ではなく、マウスによる実験でわかったことです。

 

 

スペインの国立がん研究センターが発表したもので、摂取カロリーを40%減らしたマウスで実験をしたそうです。カロリー制限をしたマウスは、正常な食事を与えられたマウスと比較すると、寿命が20%も伸びたという結果があります。

 

テロメアを良い状態に保つにはどんな対策を行えば良いの?

 

さらに加齢にともなって増えるがんや骨粗しょう症の発症も減少していたという実験結果につながりました。つまり食事というのは、かなり大きな影響があると考えられます。

 

 

逆に避けたい食事というのは高カロリーな食事です。炭酸飲料の過剰な摂取や、ファストフードなどを中心をした食事は健康にもよくありません。

 

 

次に運動についても考えてみます。実は運動もすればよいというものではなく、適度にするのが大切です。過剰に運動をすることで、逆に体内の活性酸素を増やすことになり、テロメアにも悪影響がでると考えられています。

 

 

適度な運動ですが有酸素運動が推奨されていて、1日に30分以上を週に5日程度は行うと良いそうです。

 

 

次にストレスですが、最もテロメアに大きな関係があります。慢性的なストレスだけではなく、頻繁に強いものを受け続けると、テロメアが劇的に短くなってしまうそうです。そのためストレスを抑制するということも重要だと言えます。

 

 

ではどのような方法でストレスを抑制できるのかですが、これは人によって個人差があります。スポーツをするのがいいという人もいれば、簡単なストレッチなどでも十分という人もいるでしょう。

 

 

他にも趣味に没頭したり、睡眠をとるのでも構いません。ストレス社会ともいわれる現代社会において、週に1度でも気を抜ける時間を作ることが重要なのです。

 

テロメアを良い状態に保つにはどんな対策を行えば良いの?

 

最近だとストレスの解消に良いとされるのが、ヨガなどの軽い運動でしょう。自律神経を整える作用などもあるとされていて、美容や健康に役立ってくれます。

 

 

最後にサポートですが、これは何かのグループに参加することです。自分1人で行えることには限界があり、人と話すことでストレスが解消できるケースも少なくありません。

 

 

当然人付き合いをすることで、ストレスになるという人もいるかもしれません。ですがグループサポートのようなものだと、食事などの管理の指導を受けることも可能です。生活習慣病の予防や改善といったことも期待できるので、十分に考慮してみるといいでしょう。

 

 

最後に生活習慣を改善すれば、テロメアを長くできるのかという点について考えてみます。実はこの点についてはアメリカのカルフォルニア大学で、すでに研究がなされているのです。

 

 

生活習慣を改善したグループと、そうでないグループにわけて5年後にその結果を確認しています。この時の結果によると生活習慣を改善したグループは、テロメアが平均で10%程度も伸びていたそうです。

 

 

特に積極的に生活改善を行った人ほど、テロメアの長さが伸びていたという結果もわかりました。反面で生活スタイルを改善しなかったグループでは、平均3%ほど短くなっていたという結果があります。つまり生活習慣を改善することには、大きな意味があるといっても過言ではありません。

 

 

テロメアを良い状態に保つための対策についてでした。テロメアは老化という時間経過によって変異を起こすものですが、他の外的な要因でも大きく左右されています。

 

 

特に日常の生活習慣による影響は大きく、カルフォルニア大学の研究結果によってそれが証明されました。生活習慣の改善では特に食事と運動、ストレスの管理の3つに重点を置くようにするといいでしょう。

 

 

栄養のバランスが取れた食事、適度な運動、ストレスを抑制するための趣味など、いわゆる健康的な生活がおすすめです。