テロメアがダメージを受ける原因は何?老化だけではない理由

テロメアがダメージを受ける原因は何?老化だけではない理由

テロメアがダメージを受ける原因は何?老化だけではない理由

 

人間の身体が老化していく理由の1つに、テロメアが関わっていると考えられています。テロメアとは染色体の末端部分にあたる構造で、細胞分裂を行うときに正常に遺伝子をコピーする役割があるものです。

 

 

このテロメアも加齢にともって短くなっていくのですが、そのことで老化が訪れてしまうとされています。ではテロメアが短くなる理由はどこにあるのでしょうか。

 

 

テロメアが短くなるのは加齢によるものです。正確には時間経過とともに、短くなっていくものだと考えてください。人間の身体というのは、常に細胞分裂を繰り返しています。

 

 

一説によると3か月あれば、全身の細胞が生まれ変わっているともいわれるほどです。これがエイジングケアなどでいう新陳代謝と考えてください。

 

 

ただ生物というのは種を繁栄させるために、個は死ななくてはならないというルールを持っています。ある種の動物が繁殖してしまった時に、自死行動を行うことがあるのはご存じの人も多いでしょう。

 

 

つまりテロメアがずっと正常な動きをしていて、短くならないのであれば、人間は老いることなく生きられる可能性があるのです。ですがそうした個の在り方というのは、自然のルールにとって不自然であるといって良いでしょう。

 

 

そのためテロメアはある程度の回数を経過すると、短くなっていくという性質を持っています。つまりテロメアの短くさせることは、自然の摂理であると考えられるのです。

 

 

このテロメアですが時間経過以外にも、短くなる要因がいくつかあります。つまり外的な要因を減らすことによって、テロメアが正常である時間を延ばせられるのです。

 

 

ではどういった原因でテロメアがダメージを受けるのかを考えます。最も大きいのは生活習慣だとされています。特にストレスとの関係は良く言われていて、慢性的に強く受け続けているとテロメアが短くなるそうです。

 

テロメアがダメージを受ける原因は何?老化だけではない理由

 

ストレスというのは健康や美容にとって良くないことですが、これはある意味で人間の防衛本能のようなものだと言えます。ストレスを受けることで自律神経が活発化し、人間の身体は動きやすい状態へと移行する役割があるのです。

 

 

そのためそれ自体は悪いものではありません。ですが慢性的に受け続けていたり、強く受けるようなことが頻繁にあると悪影響をもたらしてしまうのです。こうした悪影響の1つが、テロメアへのダメージだと考えてください。

 

 

また食生活にも大きな関わりがあるとされています。特に忌避したいのが、炭酸飲料や塩分の多い食品です。これらの食品を食べすぎることで起こるのは、肥満やそれにまつわる生活習慣病が代表的でしょう。

 

 

ただ最近になってアメリカの大学が、テロメアにも関係があるとする研究結果を発表しています。その発表によると炭酸飲料を飲みすぎると、テロメアが短くなる傾向があるとしたのです。

 

 

研究チームは5000人以上のデータから、この成果が判明したとしています。またこれと同じくらいにテロメアに影響すると考えられているのが、喫煙によるリスクです。

 

 

喫煙をすることで活性酸素が増えるのが理由だと考えられます。活性酸素といえば、美容や健康に興味がある人なら、1度や2度は聞いたことがある言葉でしょう。

 

 

酸素というのは生物が生命活動をする上で必須のものですが、実はとても不安定なものなのです。身体の中に取り込まれた酸素は、何かと結合しようとします。

 

テロメアがダメージを受ける原因は何?老化だけではない理由

 

この状態を活性酸素と呼んでいるのです。悪役にされがちな活性酸素ですが、実は免疫機能や幹防疫といった点で重要な役割を果たしています。

 

 

つまり多くとりすぎると、健康や美容に害をもたらしてしまうのです。ちなみにこの活性酸素による弊害ですが、実はストレスも大きく関係しています。よくあげられているのは紫外線や放射線などです。

 

 

ではテロメアを短くすることを防ぐには、どうすればいいのかも考えておきましょう。実は先ほどあげたアメリカの研究チームは、生活スタイルがテロメアに影響を及ぼすという研究結果も発表しています。

 

 

主なものは生活習慣を改善すると、テロメアがどう変化をするのかというものです。睡眠をしっかりととり、栄養バランスの取れた食事をし、適度な運動を行うといった生活を送ってもらいました。

 

 

この生活習慣の改善を行わなかったグループと比較することで、どう影響がでるのかを調べるというものです。結果としては平均すれば10%もテロメアが伸びていた、という結果を発表しています。

 

 

反対に何もしなかったグループでは、平均3%ほど短くなっていたという結果もでたことから生活習慣の改善は、効果が期待できるといってもいいでしょう。

 

 

またスペインの国立がん研究センターの発表では、食事のカロリー摂取量を減らすことが、テロメアを長くするともしています。

 

 

テロメアがダメージを受ける原因についてでした。テロメアとは正常に細胞を分裂させるためのもので、異常が起こることで病気や老化につながるとされていますこのテロメアが異常を起こすのは、長さが短くなっていくためです。

 

 

最も顕著なのは時間経過によるものですが、それ以外にも慢性的なストレスがあると短くなるのがわかっています。また喫煙などのように体内の活性酸素が増えることも、短くしてしまう要因の1つだといえるでしょう。